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言いたくてたまらない I can't stop saying you.

teamhamano.exblog.jp

また旅にでる朝

このごろ夢を見る。
長い間見なかった夢を見る。
短い夢もある。長い夢もある。
嫌な夢もある。気持のいい夢もある。
解らないこともある。

現実の続きなのか?夢の続きの現実なのか?
夜中に何度も目覚める。
起きてしまう時もある。もっと寝たいときもある。
一度起きて、また寝るときもある。
昼間に凄い睡魔に襲われるときもある。

釣りに行く前の夜に眠れなかったこともあった。
心配で眠れないこともあった。
恐怖で眠れなかったこともあった。

数日前に台湾から帰って,京都に日帰りして。
また旅にでる。

今から西安に旅立つ。
空海が遣唐使として長安へ旅した時、
大変な艱難辛苦の長旅だった。
私は今日の夕食を西安の政府と食べているはずだ。

旅から旅、また旅と
昨日は重く疲れがのしかかっていたが、
そのかわり、今日はあらたな夢を見ている。
期待に燃えている。

日本の中で旅しているよりも、大いなる想いがつのる。
だけど、この想いを自分の国へと振りかえたい。
それにつけても、なんと、夢の無い国か?
なんと縮んだ国か?
なんという空虚、なんという夢の無い現実か?

今日も旅にでる。
明日は何かがあるだろうと思って。
# by teamhamano | 2010-04-15 10:30

ここまでバカにされて怒らないのは本当のアホか 。「家畜人ヤプー」以下の民族なのか。

アメリカが生理的にますます嫌になってきたのは
日本人だけではない。中国でも、台湾でも、
フランスをはじめEUでも、もちろんアラブ諸国でも、
嫌アメリカの波は広がっている。
ただ、鳩山政権のように幼稚なやり方をしないだけだ。

交渉と言うのは、キッシンジャーの交渉を見るまでもなく、
もっと複雑なサイコロジーを考えて戦略的に、
あらゆる戦術を駆使してやるものだ。

沖縄の住民に押し付けていてはいけない。
だからといって日本の何処にも来てほしくないならば、
そう言えばいいではないか。
アメリカ軍の基地を日本から追い出せばいいじゃないか。

日本人の生き方について、生真面目な
オルタナティブを模索すればいいではないか。
武器も無い、資源も無い、根性も無い。
だから、アメリカにここまでバカにされても
すがってお尻をなめるのか。見てはいられない。

アメリカには、まだきれいな川が流れている、
鱒もいる。しかし、私が夏に棲むようになった
25年間に間違いなく、アメリカ人は嫌らしくなった。
ぶくぶく太った。傲慢になった。

正義を振りかざして世界に戦争を仕掛け、
武器のアウトレットをおこなっている。
日本人は原爆の実験台にされた。
その最大のテロ国家アメリカへの怒りを忘れるな。
広島と長崎で20万人を殺戮した国に頼って
生きている寂しさを忘れるな。

日本人の生き方を真っ正面から見据えて、
積極的試行錯誤を始めねばならない。
創造的に、文化的に、農的に、エコ的に
生きるしか無いのが見えてくるはずだ。
少しずつ生き方が見えてきた。
大きな流れに流されず、静かに観想せよ。

このままだと「家畜人ヤプー」(沼正三の小説、
日本人がオランダの女の便器になったり、
家畜になり下がるマゾ的小説)になってしまう。
それで幸せを感じるようになってしまう。

私は段階的にアメリカから身を引いている。
長い間世話になったが、もう未練は無い。
沖縄の家は今年の夏に完成する。
今年の夏、アメリカの家をどうするかゆっくり考える。

今、日本人は本当にしっかりしなくてはいけない。
アイデンティティを持って、地球人として、
人間として生きなければならない。

私はこの持って行き場のない怒り、
情けなさをどうすればいいのか…
メラメラと熟慮している。
# by teamhamano | 2010-04-14 10:00

九份をタオルミーナ以上に出来るか?

シチリア島のタオルミーナやイタリアの多くの
山岳都市の楽しさ以上に楽しい台湾の山岳都市がある。
金山で栄え、炭鉱でも発展した九份である。

街並はイタリアの山岳都市のように同じ様式で
まとまってはいない。屋根も不揃いなら、建築様式も
多時代、無国籍である。このカオスをどのように全体として
統合できるか?がアジアの美学、知恵の見せ所だろう。

人間は必ずしも真っ直ぐに
引かれた道を快適とは思わない。
人間は必ずしも平坦な道を好むわけではない。
階段も坂道も都市の舞台として重要である。

ローマのスペイン階段とその下のストリートに
人が魅かれ、「ローマの休日」など映画の舞台となる。
九份もベネチア映画祭でグランプリをとった
「非情都市」の舞台となった。

世界の山岳都市、究極の坂道、階段、様式を
超えたエクレクティシズム。
複合と対立の美学を描いてみたくなった。
すぐ近接した土地を持つオーナーと世界で最も
面白い街歩きの楽しみを創出しようと話し合いを始めている。

タオルミーナ、アマルフィ、システリニーノ、エズ・・・
私の極道旅が生きてくる。


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# by teamhamano | 2010-04-13 11:00

祈りか?情念か?

台湾の金山跡地にものすごい神棚があった。
徹底的で圧倒的な飾りである。
少しの隙間も無く飾られた情念の祈りは
何処からきているのだろうか?
金を掘る親族の無事を祈ったのか?
金がもっと出るように祈ったのか?

台北のさらに北の海を見下ろす山に
這い上がった集落を歩いてきた。
この溢れる想いを受け継ぐ地域開発をやってみたい。

私に久しぶりに押し寄せてきた壮大な地霊にたじろぎ
疲れたが、この思いを味方につけるのは私の最も得意とし、
幸せを感じる仕事である。

面白いことになるぞ!

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# by teamhamano | 2010-04-12 10:00

私の部屋には思い出がピンナップ

これは私の会社で社長室としている部屋であり、
アンコウ塾のときは40人近くの塾生が入る。

2階のショップスペースをオフィスとしているため
ストリートも見える。ストリートから私たちも見える。
ここを通る人のオシャレのレベルが高いと思う。
見ていて楽しくもある。

桜満開の春には立ち止まってほれぼれと眺めてくれる。
子どもが写真を撮ってもらっている。
恋人が写真を撮りっこしている。

室内で中国の地方自治体と大仕事のため
激しいやり取りをしていてもストリートの
生活ぶりが心を和ませてくれる。
この社長室は今までで一番すきだ。
時間があればもっと楽しくしたいのだが、
アジア諸国へ旅、また旅である。
もちろん楽しみではあるのだが・・・

高層ビルのオフィスじゃ
こんな心地いいオフィス生活は
まるで路面のようなオフィス暮らしを
逆立ちしても無理だろう。

どっちが贅沢かよく考えてみてはいかがでしょうか。


私の部屋には思い出がピンナップ_e0192242_95396.jpg

# by teamhamano | 2010-04-07 10:00